テュルク&モンゴル

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2006年 12月 31日

モンゴル旅行の記憶 -社会主義・プージェー・音-

社会主義の廃墟
7月上旬に1週間ほどモンゴルに出かけた。今年はモンゴル建国800年、そして7月はナーダムの時節であったが...私の目当ては、歴史の本などに良く出てくるカラコルムとオルホン・トーラ両川。カラコルムの地に自分の足で立ち、オルホン川の水を掬い、トーラ川を間近に眺めることができた(下の写真:トーラ川)。 残念ながらカラバルガスンには行けなかったが。
しかし今度のモンゴル旅行で一番印象に残ったのは、あちこちの町や村に放置されている工場跡。社会主義時代の工場の多くが社会主義崩壊後に操業できなくなった、とは聞いていたが。実際にその荒廃ぶりを目の当たりにすると、何とかならなかったものかと、痛ましい気分にさせられた。
体制変更後15年。悪路に揺られ、廃墟と化した工場跡を眺めて、この国の困難さを思い知らされたような1週間であった。

プージェー
映画「プージェー」については前に紹介したが、この映画のことを現地の女性ガイドに話したら…「シーズンオフになったらプージェーの家を探してみたい。ウランバートルからそんなに遠くはないようなので。…私には、本当はプージェーが生きているように思える。」と話してくれた。帰りの空港で私のメールアドレスを伝えて、何か分かったら教えて」と言って別れたのだが…

8月12日(土)21:00からフジテレビで「新グレートジャーニー 日本人の来た道 北方ルート」放映...やはりプージェーが交通事故で亡くなったのに間違いはないようだ。ことの成り行きを見ると、プージェーと彼女の家族にとって関野吉晴は「疫病神」ではなかったのか?! 彼が現れてから、この家族には次々と不幸が襲う...失礼!

モンゴルの音
この旅行で取った(盗った?)音をやっと整理した。残念なのは、ツェンケル温泉からツェツェルレグ経由でカラコルムに戻る悪路の途中、車の中で聞いたカセットテープの音を取り損なったこと。整理したコンテンツの中の「ブルドのナーダム_3」の3’15”あたりから、同じような音がかすかに聞こえている。何とも懐かしい日本民謡のような節回し...

日本民謡のことは全然詳しくないが、帰ってきてから調べてみると、「江刺追分」や「長持唄」に良く似ているような気がしたが、どうだろうか?
モンゴルの音      (参考) 宮城長持唄
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by satotak | 2006-12-31 08:05 | モンゴル


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